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こんなことで良かったのならば [考えたこと]

asahi.com: 小田急ロマンスカー展望席の利用再開へ ガラス強度2倍 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0222/TKY200602220363.html?ref=rss

 先週、事故によりロマンスカーの展望席が利用中止になったことをお伝えしたが、早くも対策が取られ今週からまた再開するそうだ。

 なんだか、あれこれ批評したのがばからしくなるほど簡単な対策だが、これで従来と比べガラスの強度は倍になるという。こんな程度なら最初からやっておけばいいと思ったのは私だけではないと信じたい。

 

 


75週間かけて個人でロボットを作る [デジタルモノ]

"自律型ロボットの部品が毎号付属する「週刊マイロボット」"
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0602/21/news071.html

 週刊●●でおなじみのデアゴスティーニ。

 今週から発売される「週刊マイロボット」は毎週付属するパーツを集めて組み立てると自立型のロボットができあがる。

 創刊号は590円、2週目以降は1390円で75号まで刊行予定だという。

 冷静に考えてみると最終的には約10万円もするロボットだけあって、音声認識や30万画素のCMOSカメラによる周囲の状況認識まで行える。専用ソフトを使えば動作をプログラムすることも可能だとか。

 インターフェースもRS232、USBに加えBluetoothによる無線通信も行えるのでプロファイルさえ対応していれば携帯電話からもリモート操作が可能になるとか。

 誌面自体はロボットに関する技術や知識、ロボットニュースが載っており資料的な価値もありそう。

 10万円超のロボットというと子どもから大きな子どもまで大人気という、自作二足歩行ロボKHR-1が思いつくが、これに並ぶことになるのだろうか。

 買おうかどうかは創刊号を買って考えようと思う。そうしてデアゴスティーニの本が創刊号だけたまっていくのだ・・・。


PS3は900ドル? [考えたこと]

"PS3のコストはいくら?"
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/20/news018.html

 メリルリンチの分析によると、2006年発売当初のPS3の製造コストは900ドル、発売から3年後で320ドルとなるという。

 あくまでもメリルリンチの予想であり、実際のコストがどうなるかはソニーのみぞ知るといったところだが、PS2同様発売から数年は売れば売るほど赤字というのは避けられない様子だ。

 PS2のスタートダッシュが比較的好調だったのは、DVDドライブを搭載していたと言うことが大きいと思われる。PS3はBlu-ray搭載だが、これがPS2のDVDと同様に売りになるかというとかなり微妙といわざるを得ない。VHSがDVDになるのは様々な点でメリットが大きかったが、DVDからBlu-rayになったからと言って恩恵を感じられるユーザーはほんのごく一部だからだ。

 それにニンテンドーDSとPSPの例を見ると分かるように、最近のゲーム機の風潮はかならずしもハイスペックなものがヒットしているわけではない。

 おそらくPS3は性能からみるとあり得ないくらい低価格で発売されるのであろう。だが、それでもゲーム機に4万円も5万円もかける人々がどのくらいいるのだろうか。そしてPS3の性能を生かしきるソフトが何タイトルでるのであろうか。

 とはいえ個人的にはPS3は成功して欲しいハードだと思っている。PCエンジン以来、携帯機でない家庭用ゲーム機は買っていないが、このPS3は購入しようと思っている。しかし900ドルはどう頑張っても出せそうにはないが、果たして。


自分の家にある機材は全滅だった [デジタルモノ]

 PSE法について、ようやくマスコミでも取り上げ始めた。すでに施行されている法律なので、4/1からすぐどうこうなるとは考えにくいが、このBlogでも何かあり次第取り上げていこうと思う。

 自分の家にある録音機材や電子楽器の類を見てみたが、電気用品取締法(旧法)に対応した「▽の中に〒が入ったマーク」はあるが、PSEマークに対応したものは一つもなかった。

 解せないのは、このPSE法の前身に当たる電気用品取締法(旧法)の技術基準をクリアした商品は対象外という点だ。

 この今までの基準はいったい何のための技術基準なのだろうか。

 実際にこのPSE法と電気用品取締法(旧法)でそれほど審査する技術基準は変わっていないのであるという。では何が変わったのかというと統轄する省庁だ。電気用品取締法(旧法)は旧郵政省であり、PSE法は経済産業省だ。何となく縦割り行政や省庁争いといったくだらない理由が見え隠れしているような気がする。

 この国は中央集権から脱却して、行政のスリム化を図ろうとしているのではなかったのだろうか。この技術審査も何らかの利権が絡んでいるのだろうか。


電気用品安全法(PSE法)に対する署名 [デジタルモノ]

 

"電気用品安全法(PSE法)に対する署名"
http://www.jspa.gr.jp/pse/

 電気用品安全法とは、電気製品の製造販売に関わる法律で、2006年4月以降からはこの法律に準拠した「PSEマーク」の表示がない製品の販売は事実上出来なくなる。

 この法律が施行されたのは2001年のことだが、中古品取り扱いの業界ですら施行されたことを知ったのが今年に入ってからという周知ぶりだ。

 この法律が発動してしまうと、日用の電化製品はもちろん、電気楽器、ギターアンプ、電子楽器、レコーディング機器、ラジオ受信機、アナログ/デジタル・テープレコーダー、ビデオテープレコーダー、ターンテ ーブル、ジュークボックス、音響機器などの音楽に関わる機器の中古市場は壊滅してしまう。

 上記の機器は現在、プロアマ問わず現役で用いられているものだ。法律施行後の機器が対象ならばまだしも、施行される2001年以前の機器が対象になるのは何かおかしくはないだろうか。

 この法律に反対の方は、日本シンセサイザー・プログラマー協会が発案した署名に賛同いただき、是非協力をお願いしたい。

" 電気用品安全法(PSE法)に対する署名"
http://www.jspa.gr.jp/pse/

"中古品が買えなくなる?電気用品安全法とは"
http://blog.so-net.ne.jp/katz/2006-02-03

"電気用品安全法@2chまとめ"
http://www8.atwiki.jp/denkianzen/


いくらなんでもやりすぎではないかと思う [考えたこと]

"特急ロマンスカー前展望席の使用・発売中止について"(小田急電鉄)
http://www.odakyu.jp/release/20060217/news.html

 2月16日夜、小田原駅構内で男性が飛び降り通過中の小田急線特急ロマンスカーに跳ねられ飛び降りた男性は死亡、飛び降りた際にフロントガラスが割れ乗客9人が軽い怪我をした。

 "小田急ロマンスカーに飛び込み、男性死亡 乗客9人けが"
http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200602160361.html

 ロマンスカーは、東京新宿と小田原や箱根などを結ぶ私鉄特急で、東京近郊を走る私鉄特急としては知名度と人気はナンバーワンではないだろうか。私も小さい頃、当時赤い車体のロマンスカーに乗りたくて、親にせがんだことがある。自分は小田急線の沿線の住民ではなく、不思議な憧れを感じさせる電車だった。

 このロマンスカー、現在走っている50000系は7世代目となる。この50000系の特徴の一つが先頭車両に展望席があるということである。この電車が発表されたとき、いい大人ながら一度は乗ってみたいと思ったものだ。その展望席が今回、飛び降り事故によって使用中止となってしまったのである。

 これに乗るのが楽しみで上京してきた子どもがいたかどうかは知らないが、このような事故で使用中止とはなんともやりきれない思いだ。

 前面のガラスを銃弾でも撃ち破れないような強化ガラスにでもするのだろうか。

 人命、ということに常に直結してしまい、しかもマスコミがこぞって取り上げるというスキームができあがってしまった鉄道業界。確かにやれることはやっておいて、それが0.1%でも安全性を高めることになるのなら

文句を言うことはできないが、なんとも神経質な世の中ではないか。

 それと、電車に飛び降り自殺する人の気持ちだけは一生かけても分かる気がしない。


家庭用コンセントでインターネット、松下のHF-PLCとは [PC関連]

"家庭内電灯線で通信 -松下電器産業、HF-PLC(高速電力線搬送通信)プレス説明会"
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2005/09/30/015.html

 HF-PLC(高速電力線搬送通信)とは、家庭内のコンセント(電灯線)を用いADSLすら上回る、数十M~百数十Mbps以上の高速通信が可能な技術だ。コンセントとネットワーク家電(パソコンを含む)の間には携帯電話二つ分くらいの体積のモデムとLANケーブルがあればよい。モデムは北米では3月から発売され、100ドル台で販売されるという。もしこれから世界各国で量産されれば瞬く間に100ドルを下回る価格で提供されるようになるだろう。

 電力線通信はADSLのように電話局から遠いことで速度が低下したりしないし、光通信のように時間のかかる工事を行う必要もない。

 それでいて実測で数十Mbpsの通信速度を上下で出せる。

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 そんな夢のような通信ならなぜ、日本でサービスをされないのか。これは現時点では国から認可が下りていないからだ。国から認可が下りないのは何故かというと、この電力線通信が使う周波数帯の他の通信に影響を及ぼす恐れがあるからだそうだ。

 電力線通信は文字通り電力線(電線)を使った通信だ。当たり前の話であるが、電力線は電気を供給するために作られたものであり、データ通信を行うために作られたものではない。データ通信を行うためにはそれ相応の電磁波が漏れてしまうのだそうだ。この漏れた電磁波がノイズとなり、同周波数帯の通信(ハム無線や短波放送)に影響が出てしまう可能性がある。日本でこの電力線通信が認可されるには、この影響が実質的に起こらないと言うことを証明するか、それが駄目ならばそれが可能なレベルまでモデムなどを改良する必要がある。

 現在松下や東京電力などが国に働きかけて今年中の認可を取る方向で調整しているようだ。無理矢理、話を通して他に悪影響がでてしまうのは困るが、技術的にそのあたりがクリアになるのならば、是非とも実現して欲しい。

 先月、パナソニックセンターへ行きこのHF-PLCの展示があったので案内の人に色々話を聞くことが出来たのだが、家庭内で電子レンジを使ったりタコ足配線が多かったりすると、通信速度が低下してしまうのだそうだ。ただ、パナソニックが行っている実験によると5、60Mbpsはコンスタントに出るくらいの速度で通信できているとのこと。また同軸ケーブルを使った電力線通信では100Mbpsを超える通信が出来ているとのことだ。

 屋外の無線通信ではWiMAXやHSDPA、屋内ではIEEE802.11n、そして固定通信ではこの電力線通信やSHDSLなど、今年は新たな高速通信規格から目が離せそうにない。


ニンテンドーDSがブラウザやワンセグに対応 [デジタルモノ]

"ニンテンドーDS、新展開――ブラウザやワンセグ放送に対応"
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0602/15/news061.html

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先日、ニンテンドーDSLiteが発売されることをお伝えしたばかりだが、今日ニンテンドーDS カンファレンス! 2006.春において「ニンテンドーDSブラウザー」と「DS地上波デジタル受信カード(仮称)」が発表された。

 ニンテンドーDSブラウザーは、第3のブラウザとして普及しているOperaをベースとしたWebブラウザで、DS専用拡張カートリッジに挿入するカートリッジとして提供される。このカートリッジにはWebブラウジングに必要なメモリや日本語入力システムとしてジャストシステムのATOKが同梱される。これによりニンテンドーDSに内蔵されている無線LAN機能を使い、Webブラウジングが可能となる。文字入力にはニンテンドーDSのタッチスクリーン機能を使った手書き文字入力も可能とのこと。

 DS地上波デジタル受信カードはニンテンドーDSのカセットを入れるスロットに接続するタイプ。携帯用テレビなどで使われるロッドアンテナを搭載しており、ニンテンドーDS上で携帯電話などのモバイル機器向けのデジタルテレビ放送、ワンセグを視聴することが出来るようになる。ニンテンドーDS上でどのくらいの時間、連続で視聴できるのかといった細かい情報はでておらず、発売も今年中とのこと。

 こうしたゲーム機の多機能化はどちらかというとソニーの十八番のようにも思うのだが、堅実で今絶好調の任天堂がこうした試みをしてくることを見ると、かなり期待が出来そうである。

 前にも述べたように、従来のニンテンドーDSのデザインはあまりにも「おもちゃ」という感覚が強すぎて、仮に従来のDSであったらあまり購入意欲をそそられることもなかったが、ニンテンドーDSLiteが発売される今となっては、かなり食指が動く。

 このデザインならばデジタルがジェットとしても秀逸だし、ちょっとした空き時間に喫茶店などで取り出し無線LANでネットに接続しても十分使える。

 任天堂は、今年中にニンテンドーDSの発売台数を1千万台に乗せたいと言っているが、この調子だと実現できそうな気もしてきた。

 しかしここまで来たら、ウィルコムユーザーとしてはW-SIMの対応もして欲しいものである。W-SIM対応で無線LANが内蔵されていて、OPERAが乗って・・・。

 どこかでそんなものが出ていたような。


ウィルコム、WX300KとWX310SAに新色追加 [ウィルコム]

"ウィルコム、WX300KとWX310SAに新色追加"
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27810.html

 ランキングによっては最も今売れているWX300Kと、本来ハイエンドなウィルコム定額プランユーザーに向けたであろうWX310SAに新色が登場する。

 両機種とも発売開始は2月24日。

 ウィルコムの端末でこれほど早い時期に新色が登場することはあまり例が無いように思うが、3月4月の入社・入学・引っ越しシーズンに向けてラインナップが増えるのは、これからウィルコムに入るユーザーにとっても嬉しいところだろう。

 追加される色はWX300Kがフローラルピンク、WX310SAがグレイスフルホワイトだ。

 WX300Kフローラルピンクは、既にあるパールオークルに近いが、端末を開いたときも淡いピンクがベースになっており、かなり通話定額を主とした女性向けを意識していると言える。

 WX310SAグレイスフルホワイトはiPodを思わせるような、高級感と雰囲気。元々WX310SAのデザインは秀逸だと思うが、それを引き立たせている。

 後は、WX310SAの値下げだろう。やはり、定額プランを検討するような人にとっては20000円前後という価格は、他社と比較すると高すぎるように思う。例えば2年間契約を前提として端末価格を5000円割り引くとか、そうしたテコ入れが必要なのではないだろうか。


ネットサービスのインスパイアは是か [考えたこと]

"ネットサービス“そっくりさん”登場のなぜ "
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/13/news010.html

 ライブドアの各種ページがYahoo!のそれを模倣されて作られているというのは、一目見れば明らかだ。

 だがそうした模倣をWebの世界では黙認するケースが多いという。

 Webのデザインは、アクセス数を左右することが多い要素であるにもかかわらず、だ。

 Yahoo!の担当者は、「多くのお客様に支持される商品やサービスが似通うということは、ネットに限らず起こることなのかもしれない」とコメントし、模倣を容認、黙認する姿勢だ。

 確かにネットサービスは多かれ少なかれ、他のネットサービスの影響を受けているのは間違いない。言い始めたらきりがないということもあるのだろう。

 それに模倣されたからといって、二番煎じが模倣したサイトより使われるというケースは少ないように思う。

 ライブドアのトップページがYahoo!に類似しているからといって、ライブドアのトップも使ってみようとは思わないし、mixiにインターフェースが似ているからと言う理由で同じSNSであるlivedoorフレパを使う動機にはなりにくいともいえる。

 ネットの世界に於いては模倣か否かという論議をするまでもなく、ユーザーが勝手に見抜いてダメなサイトを淘汰していくという文化ができあがっていると言うことなのだろうか。


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