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blog休止? [考えたこと]

このblogを投稿するのにかれこれ1時間近くかかっている。

So-net blogで記事を書いている人やこのblogをご覧頂いている方はおわかりだろうが、ここ数週間絶望的に重い。

記事管理画面や投稿周りが特に非道く、ブラウザで記事を書く人は必ずバックアップを取らなければならない状態が続いている。

So-net blogは2月中に予定していたサーバー増強をあっさりと予定を反故にし、現在に至るまで全く改善されない状態が続いている。

So-net blog自体は無料のサービスではあるが、So-net会員の正式なサービスの一つであり、中にはblogのサービスがあるということでこのプロバイダを選んだという人もいるだろう。

確かに免責事項ではこのような状態も仕方のないことではあるが、ルールを破っていなければモラルなどどうでもいいということではあるまい。

正直、他のサービスに移行したいが、定期的にいらっしゃる人も幸いながら増えてきたしコメントやTBをくださる方もいる。最悪なことにこのblogには書いた記事をエクスポートする手段がない。

従って現在の状況が緩和されるまでblogの更新は休止にしたいと思う。その間、記事は書きためておき、状況が改善されたらアップする形を取ろうと思う。記事を書く時間はともかく、アップするのにわざわざ何分も何十分も取られる状況が毎日続いたのではさすがにたまらない。

大手のサービスでここまで非道い状態なのはここくらいなものではないだろうか。


天気予報のスパコン、世界トップ級に [考えたこと]

"天気予報のスパコン、世界トップ級に 速度28倍"
http://www.asahi.com/life/update/0225/008.html

 気象庁が気象予報に使っているスーパーコンピュータは5年に1度、新しいものに更新されるそうで今年はその5年目となるらしい。

 3/1に更新されるスーパーコンピュータは2001年から運用されているものに比べて演算速度が28倍向上、合わせてソフトウェアも新しいものを導入するという。これによれば週間予報や1ヶ月予報の精度を高められる他、 6時間先までの降水量予測が従来の5キロ四方から1キロ四方に細かくなる。

 今シーズンは大外れした長期予報にももちろんこのコンピュータは活用されるらしいが、果たしてこれで今年の夏の暑さは予報できるのだろうか。


こんなことで良かったのならば [考えたこと]

asahi.com: 小田急ロマンスカー展望席の利用再開へ ガラス強度2倍 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0222/TKY200602220363.html?ref=rss

 先週、事故によりロマンスカーの展望席が利用中止になったことをお伝えしたが、早くも対策が取られ今週からまた再開するそうだ。

 なんだか、あれこれ批評したのがばからしくなるほど簡単な対策だが、これで従来と比べガラスの強度は倍になるという。こんな程度なら最初からやっておけばいいと思ったのは私だけではないと信じたい。

 

 


PS3は900ドル? [考えたこと]

"PS3のコストはいくら?"
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/20/news018.html

 メリルリンチの分析によると、2006年発売当初のPS3の製造コストは900ドル、発売から3年後で320ドルとなるという。

 あくまでもメリルリンチの予想であり、実際のコストがどうなるかはソニーのみぞ知るといったところだが、PS2同様発売から数年は売れば売るほど赤字というのは避けられない様子だ。

 PS2のスタートダッシュが比較的好調だったのは、DVDドライブを搭載していたと言うことが大きいと思われる。PS3はBlu-ray搭載だが、これがPS2のDVDと同様に売りになるかというとかなり微妙といわざるを得ない。VHSがDVDになるのは様々な点でメリットが大きかったが、DVDからBlu-rayになったからと言って恩恵を感じられるユーザーはほんのごく一部だからだ。

 それにニンテンドーDSとPSPの例を見ると分かるように、最近のゲーム機の風潮はかならずしもハイスペックなものがヒットしているわけではない。

 おそらくPS3は性能からみるとあり得ないくらい低価格で発売されるのであろう。だが、それでもゲーム機に4万円も5万円もかける人々がどのくらいいるのだろうか。そしてPS3の性能を生かしきるソフトが何タイトルでるのであろうか。

 とはいえ個人的にはPS3は成功して欲しいハードだと思っている。PCエンジン以来、携帯機でない家庭用ゲーム機は買っていないが、このPS3は購入しようと思っている。しかし900ドルはどう頑張っても出せそうにはないが、果たして。


いくらなんでもやりすぎではないかと思う [考えたこと]

"特急ロマンスカー前展望席の使用・発売中止について"(小田急電鉄)
http://www.odakyu.jp/release/20060217/news.html

 2月16日夜、小田原駅構内で男性が飛び降り通過中の小田急線特急ロマンスカーに跳ねられ飛び降りた男性は死亡、飛び降りた際にフロントガラスが割れ乗客9人が軽い怪我をした。

 "小田急ロマンスカーに飛び込み、男性死亡 乗客9人けが"
http://www.asahi.com/national/update/0216/TKY200602160361.html

 ロマンスカーは、東京新宿と小田原や箱根などを結ぶ私鉄特急で、東京近郊を走る私鉄特急としては知名度と人気はナンバーワンではないだろうか。私も小さい頃、当時赤い車体のロマンスカーに乗りたくて、親にせがんだことがある。自分は小田急線の沿線の住民ではなく、不思議な憧れを感じさせる電車だった。

 このロマンスカー、現在走っている50000系は7世代目となる。この50000系の特徴の一つが先頭車両に展望席があるということである。この電車が発表されたとき、いい大人ながら一度は乗ってみたいと思ったものだ。その展望席が今回、飛び降り事故によって使用中止となってしまったのである。

 これに乗るのが楽しみで上京してきた子どもがいたかどうかは知らないが、このような事故で使用中止とはなんともやりきれない思いだ。

 前面のガラスを銃弾でも撃ち破れないような強化ガラスにでもするのだろうか。

 人命、ということに常に直結してしまい、しかもマスコミがこぞって取り上げるというスキームができあがってしまった鉄道業界。確かにやれることはやっておいて、それが0.1%でも安全性を高めることになるのなら

文句を言うことはできないが、なんとも神経質な世の中ではないか。

 それと、電車に飛び降り自殺する人の気持ちだけは一生かけても分かる気がしない。


ネットサービスのインスパイアは是か [考えたこと]

"ネットサービス“そっくりさん”登場のなぜ "
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0602/13/news010.html

 ライブドアの各種ページがYahoo!のそれを模倣されて作られているというのは、一目見れば明らかだ。

 だがそうした模倣をWebの世界では黙認するケースが多いという。

 Webのデザインは、アクセス数を左右することが多い要素であるにもかかわらず、だ。

 Yahoo!の担当者は、「多くのお客様に支持される商品やサービスが似通うということは、ネットに限らず起こることなのかもしれない」とコメントし、模倣を容認、黙認する姿勢だ。

 確かにネットサービスは多かれ少なかれ、他のネットサービスの影響を受けているのは間違いない。言い始めたらきりがないということもあるのだろう。

 それに模倣されたからといって、二番煎じが模倣したサイトより使われるというケースは少ないように思う。

 ライブドアのトップページがYahoo!に類似しているからといって、ライブドアのトップも使ってみようとは思わないし、mixiにインターフェースが似ているからと言う理由で同じSNSであるlivedoorフレパを使う動機にはなりにくいともいえる。

 ネットの世界に於いては模倣か否かという論議をするまでもなく、ユーザーが勝手に見抜いてダメなサイトを淘汰していくという文化ができあがっていると言うことなのだろうか。


中古品が買えなくなる?電気用品安全法とは [考えたこと]

 先日、障害者自立支援法についてお伝えした。自分の知らないところで、自分の身近な生活が変わるかもしれない法律ができあがってしまうというのは恐ろしいことだ。

 法律は随時、国会をチェックしたり官報を読めば情報は逃すことはないが、実際問題としてそこまでしている人はどの程度の数なのだろうか。

さて今年の4月からPSEマークを取得していない電気用品(家電製品)は中古でも新品でも購入できなくなるということをご存じだろうか

 "特定電気用品(112品目)一覧"
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/hourei/denkiyouhin_ichiran/tokutei_denki.htm

 "特定電気用品以外の電気用品( 338品目)一覧"
http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/hourei/denkiyouhin_ichiran/tokuteigai_denki.htm

 上記に記した計450品目の電気用品のうち250品目以上(段階的に2008年と2011年から適用となる用品もあり、2011年には全ての用品が対象となる)の用品は、PSEマークが適用された商品以外は販売店から購入できなくなる。実際の適用用品は上記のリンクを見ていただければ分かるが、電気こたつやレンジといった電熱器具はもちろん、冷蔵庫や扇風機、掃除機、テレビ、電灯、おもちゃに至るまでが対象となる。

 個人的にかなり気になっているのが電子楽器とオーディオだ。

 この法律は新品はもちろんのこと中古にも及ぶため、中古市場がかなり重要な楽器とオーディオについては大問題となりかねない。

 個人間のやりとりは規制の対象外とはいえ、オークションに大量出品している人はやはり対象となる恐れが強いという。一説によると一ヶ月に100万円以上の取引がある人は個人でも対象になるらしい。高価なビンテージ機材やオーディオの中には一品で100万を超えるものも存在する。貴重な中古品を取引することはそれ自体で違法となりかねない。

 この法律が施行されたのは実に5年前となる2001年4月のことだったという。従ってとっくに法律はできあがっており、今は猶予期間というわけである。

 5年というと、近年のデジタルデバイスにとっては数世代の話であるが、オーディオや楽器にとってはそれほど長い年月ではない。私の家でも10年前のシンセやオーディオは現役で使っている。むしろ過去の商品を有り難がって使う風潮すらある。

 この法律が適用されると、業者が中古楽器の売買を行うことは難しくなる。法が定める基準に適合し、検査、保守等の書類を作成保管して販売する場合は、製造業者として認められるため中古販売店でもPSEマーク無しの商品でもPSEマークを取得し販売を行うことができるらしいが、実際問題としてそこまで可能な業者はごく一部であろう。また当然それはコストとして跳ね返る。

 また、これに関連して更に問題の多い法律が改正されようとしている。

"経産省:「安全な家電」へ法改正検討 松下製温風機事故受け"
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/computing/news/20060116org00m300093000c.html

 詳しくは上記のリンクを見ていただきたい。

 要するにこの法律が施行されると、ある分野の製品は、購入からある一定時間経つと動作しなくなるようになる。これを元に戻すにはメーカーや販売店で点検して貰わないといけないという仕組みだ。

 点検の間使えなくなる間の対処、販売店に持って行くための時間的コスト、また点検に要するコストなどを誰が負担するのかは決まっていない。どの分野が対象になるかは分からないが、例えば電気炊飯器などが対象になったらどうするのだろうか。

 こうした法律の問題点は法律そのものにももちろんあるが、これが対して告知もされずに施行されると言うことが最大の問題点ではないだろうか。是非この記事をご覧になり、問題点に賛同いただける方はコメントなりトラックバックなりしていただき、この事を広めていただきたいと思う。

 ※参考資料

 "電気用品安全法@2chまとめ"
http://www8.atwiki.jp/denkianzen/pages/1.html


詫びの入れ方 [考えたこと]

"東横イン 「便利さ優先」と釈明"(asahi.com)
http://mytown.asahi.com/tokushima/news.php?k_id=37000000602010002

"東横インお詫び"(東横インホームページ)
http://www.toyoko-inn.com/

 改めて事件の詳細は触れないが、なんとも正直な社長だと呆れてしまう。

 上記の東横インのお詫びは従来のトップページに当たるのだが、前面にお詫び文が掲載されているわけではなく、同じ列に空室検索と直接予約が可能なフォームが残されている。このあたりの事を見ても、この企業はひたすら目先の利益を追求してきて、いまもその体質はたいして変わっていないと言うことが分かってしまう。

 こちらはJR東日本のトップページであるが、ここは昨年末に起きた羽越本線の脱線事故以来、ずっと謝罪文を掲載し続けている。まあ穿った見方をすれば、JRの方が狡猾ともとれ無くはないが、個人的にはこちらの企業姿勢の方が正しいと思ってしまう。

 もっと徹底しているのが松下電器産業である。松下はフラットラジアントヒーターの中毒事故により、この温風器の回収と謝罪のために莫大な量の雑誌やTVの広告を打ち、日本の全世帯と宿泊施設6000万軒に対し、危険性を知らせる謝罪のはがきを送る。また対象商品は一律5万円で引き取り、点検修理は無償で行うとしている。その費用は2005年度だけで240億円にも達するという。

 確かに死亡事故と条例違反の差というものはあるだろう。

 だが、起こってしまったことに対しどのように対応していくかというのは、当たり前であるが重要なことではないか。

 私だったら松下の商品は今後も買おうと思う。だが東横インには泊まりたいとは思わない。

 例え偽善だと言われても、誠意を込めて物事に対処する姿というのは必ず誰かが見ているものではないだろうか。

 


障害者自立支援法が可決されていた [考えたこと]

 何しろ家族に障害者がいてすら、その事を知ったのが先日のことだ。

 昨年の10月28日、衆議院厚生労働委員会は障害者自立支援法案を強行採択した。テレビや新聞などはこのことを大々的に取り上げたのだろうか。毎日、新聞に目を通していない不勉強さもあるのだろうが、大々的には取り上げられていない気がする。障害者にとっては生活がかかった重要な法律だが、法案提案からわずか4ヶ月で可決された。丁度郵政民営化法案が可決された時期である。

 障害者自立支援法。確かに名前だけを聞くと良さそうな法律だが、人権保護法などと同じで耳当たりが良いだけの穴だらけの悪法である。

 この法律は今年の4月1日から施行される。私も現時点では概要しか勉強していないが、これにより従来は別の法律で扱われていた知的障害者、身体障害者、精神障害者が一つの法律の下、サービス体系が見直される。これに関連して、従来は都道府県が関わっていた福祉サービス主体は全て市区町村に移管される。ここまでは問題はない。

 次に、このこうした障害者が福祉のサービスを受けようと思ったら、介護保険のような認定審査を受け、そこで決められた障害の程度とサービスの必要量から、ケアマネジメントを受け実際のサービス給付が行われるようになる。福祉のサービスとは、例えばホームヘルプであったり、知的障害者の通所作業所であったり、職業訓練、ガイドヘルプ、入所施設等、医療など有形無形にかかわらず全てが含まれる。

 ここに第一の問題点がある。受けられるサービスの量を決める最終的な認定審査は市区町村の認定審査会でおこなわれる。介護保険の例で見ると医師や看護師、医療に関する学識経験者で構成されるだろう。人数は不明であるが、こうした一律の審査会で身体、知的、精神の障害者に対し個別に適切な量のサービスを判定できるとは到底思えない。例えば知的障害者に関して言うと、知的障害者福祉法に於いて知的障害者の定義すら明確に決まっていない状況なのである。いくら医師といえど、全ての分野について精通している人はどれほどの割合だろうか。

 またこれによりサービス量について、ある一定の基準ができあがることになる。基本が、福祉サービスに関する予算を削減することが目的の法律なので、本来必要とされる適切な量の下限を下回って基準ができあがってしまうという懸念がある。

 ざっと目を通しただけでこのような状況である。

 確かに一部の障害者が、福祉のサービスを必要以上に使用しているという実態もないわけではない。とはいえ、多くの障害者がまだまだ不自由を強いられているのも事実である。これまでの福祉は応能負担で、所得や能力に応じてサービスが提供されてきた。しかしこれからは福祉は「買う」ものになる。

 私たちだって明日、交通事故に遭うかもしれないし、家族が病の後遺症で障害者になることだってある。また、何らかのきっかけで精神障害になることだってあり得る。国の理屈も分からない訳ではないが、その前に見直す事案はまだまだたくさんあるように思うのだが。

 この法律については自分も勉強するつもりである。

 この記事を読まれた方で、参考になる書籍やサイトをご存じの方は是非コメントでお知らせいただければありがたい。


センター試験にみる機械に対する過信 [考えたこと]

"センター試験:ICプレーヤー不具合続発で文科相が陳謝"
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20060123k0000e040062000c.html

 このBlogをご覧になっている人でセンター試験を受けた人がいて、なおかつプレーヤーの不具合に当たってしまった人がいたら、心情お察し申し上げたい。

 実はセンター試験実施前に、今年から英語の試験のリスニングに各人一台ずつICプレーヤーを配布し、そのプレーヤーに入った問題をイヤホンで聴いて解答するということをニュースで知った。これを聞いたとき、絶対に問題が起きると思った。

 不具合が無くなるよう再発防止につとめたいと文科相が謝罪したそうだが、今の仕組みであり続ける限り来年も少なからず問題は生じるであろう。なにしろ、センター試験の受験者は55万人もいる。ICプレーヤーの本体とイヤホンの故障を0にすることなどまず不可能だ。センター試験運営側によると機器はメーカー出荷時に全て故障がないか検査しているそうだが、出荷してから試験完了までに故障することも当然起こりうる。

 ICプレーヤーは一度再生ボタンを押すと停止も巻き戻しもできない仕様だそうで、もし誤って機器が動作ししたり試験中に誤ってプレーヤーが地面に落下するなどして、リスニングできなくてもどんどん問題は先に進んでしまうという仕組みだ。機器の不具合等が起こった場合には再受験を認めるそうだが、この時点で試験の公平性は失われてしまう。

 大勢の人間が参加する行為に、新たな機器の導入を検討することは良いと思う。技術が進歩することでなにか物事が効率的になるのであれば、それは進めるべきであろう。だが、55万台のプレーヤーに故障がないという前提で試験を行うというのはあまりにも過信しすぎではなかったか。

 まあこんな試験を受けて大学に入っても、少なからず遊びに行く感覚の学生が多いのも事実なのだが。

 センター試験そのものの制度や、入ってしまえば甘い大学の対応等、見て見ぬふりをして改革を避けてきたしわよせがこんなところにも来ているのかもしれない。


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