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NHKのサーバー型放送は普及するか [考えたこと]

"サーバー型放送、2007年度開始へ・NHKも課金検討"(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20060122AT1F2100J21012006.html

 PCの世界ではもちろんのこと、DVDレコーダーやHDDレコーダーが普及し、テレビ番組をリアルタイムに見るというスタイルが徐々に失われてきている。

 だが、今のテレビの仕組みでは当然のことながら、こちらが録画した番組でないと見ることはできなかった。

 NHKが検討しているサーバー型放送が実現すれば好きな番組を好きな時間に見ることが出来る。

 しかし気になるのは番組ごと課金するシステムであることだ。ドキュメンタリーのみなら月額いくら、全番組ならば月額いくらのように定額制を導入しないと普及は難しいと思うのだが。


Yahoo!になれなかったライブドア [考えたこと]

  一応私も、インターネット関連の仕事をしていてかなりネットはチェックする方だ。だが実際ライブドアのポータルや関連のサービスを利用することはない。Yahoo!のような強力なポータルの連携やメールサービスがあるわけでもなし。Googleのような強力な検索エンジンやGoogleデスクトップ、GoogleEarthのような先進的な無料サービスがあるわけでもなし。楽天のようなショッピングサイトや旅行コンテンツがあるわけでもなし。

 ライブドアのポータルを見るとそのほとんどが、他社の二番煎じか劣化サービスだ。blogに関してはトップクラスかもしれないが、検索にそれほど引っかかるわけではないしそもそもSo-netをつかっているくらいなので、あまり恩恵は受けていない。Skypeだってフリーソフトを再宣伝しているに過ぎない。

 昨年から公衆無線LANサービス、「Livedoor Wireless」を始めているが、サービスエリアが狭く評価するに値するレベルに達していない。

 あくまでも私見だが、ライブドアのサービスには他社にない先進性が見受けられない。新しければそれで良いかと言われるとそういう訳ではないが、このサービスがあるからライブドアのポータルを覗いてみようというウリが無いように思う。

 今ライブドアのポータルを覗くと、配色までYahoo!に類似している。良いサービスを追求すると似たようなものになるというのは分からないでもないが、劣化コピーをわざわざ覗くという気にもなれない。

 あまり少数の企業が一つの業界を独占するというのは良いことではないと思っているので、正直ライブドアが今の状態になってしまって残念である。ライブドアの悲願はYahoo!打倒だったそうだが、そうであるならばライブドアはライブドアのオリジナリティを模索すべきではなかったか。


牛、不正入国 [考えたこと]

"米国産牛肉輸入を全面停止 危険部位混入が発覚"(共同通信)
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=main&NWID=2006012001004902

 どうも米国は、「食」に対して無頓着すぎる。

 アメリカ人にとっての「牛肉」が我々にとってのどういうものにあたるかは知らないが、少なくとも政治的に圧力をかけるほどのものならば、こちらの要求を軽くクリアするくらいのレベルで管理をして貰いたいものだ。

 買い手が要求するものを売り手が揃える。これは市場経済の基本ではないか。日本は今、株取引に関するシステムの甘さを世界中で笑われているが、アメリカには笑われたくないと思う。


そろそろあの季節が [考えたこと]

 言葉にするのも憂鬱な、あの季節が近付いてきた。

 今まではさしたる対策をしてこなかったというのも悪かったので、今年こそは万全の態勢で臨もうと思う。

 ネットで、あれに関する情報を調べていて見つけたのが、これだ。商品名にもなっているBB536とはビフィズス菌の一種で、アレルギー反応を抑制する働きがあるらしい。

 "サプリ&機能性食品:森永乳業、ビフィズス菌の花粉症改善効果を発表"
 http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/357051

 医学的にも有意な効果が認められるとのことで、今年はこれを毎日摂り、その上で薬もきちんと飲もうと思う。ついでに部屋用に空気清浄機も購入予定だ。余計な出費ではあるが、それであの苦しさから少しでも逃れられるのならば、仕方のないことだ。


NDSがほしい [考えたこと]

 今日はとある会に出席し、その後新年会ということになった。

 その会に出席していた人がたまたまNDSを持っていて脳を鍛えるDSトレーニングを持っていたのでやらせてもらった。

 結果、「あなたの脳年齢は62歳です」

 ・・・・・・。

 

 結論、この手のゲームは酔っぱらったときにやるべきではない。

 

 実年齢よりしたになることを密かに心に誓った。


ニンテンドーDSで見えてくるもの [考えたこと]

 ニンテンドーDSが売れているらしい。

ニンテンドーDS ピュアホワイト

ニンテンドーDS ピュアホワイト

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: ビデオゲーム

 ニンテンドーDSが実売500万台を達成、『脳トレ』新作CMには松嶋菜々子さん(MYCOM PCWEB)

 発売からおよそ一年経つゲーム機が売れすぎて在庫がなくなるという話を聴くのは多分例がないことのように思う。

 ニンテンドーDSは、2画面、タッチスクリーン、ワイヤレス、音声入力を備えた携帯ゲーム機である。

 こうした特徴は確かに目を引くし、画期的ではあるがニンテンドーDSが優れているのはこうした特長を生かしたソフトが充実していると言うことにある。ゲーム機において面白いソフトがあるというのはもちろん最低条件である。ではこのおもしろさは何かといったことを考えたとき、PSやXBOXといった箱物の家庭用ゲーム機ではグラフィックの美しさと容量の増大というアプローチで、いわば力業で土俵を広げていくというやり方を提供していると思う。だが任天堂のゲーム機は多少趣向が異なっていると思われる。

 ニンテンドーDSの性能はおおよそNintendo 64クラスだ。つまり家庭用のゲーム機としては10年前の性能といって良い。XBOX360やPS3が出始めていることを考えると2世代前の性能だ。一方よく引き合いに出されるPSPの性能はPS2クラスだ。実際に画面を見てみるとPSPの方が圧倒的に美しいしポリゴンを多数使用した3Dゲームでもストレス無く動く。使用されている液晶もはるかに高精細で高輝度である。

 しかし個人的にはPSPにゲーム機としては魅力を感じない。強いて言えば動画ブレイヤーとして欲しいと思うくらいだ。それはなぜか、単純な話である。欲しいゲームがないからだ。

 ニンテンドーDSを牽引しているのはそのハードの魅力を最大に引き出すソフトだ。そしてそのソフトは万民に向けて作られていると言ってよいと思う。私も高校生くらいまではかなりのゲーマーだった。だが時代は流れ家庭用ゲーム機から一旦離れてしまうと、最近のゲームは難しすぎるし敷居が高いのである。

 だが、もっと脳を鍛える大人のDSトレーニングや今日発表された任天堂、GBAソフトの廉価版パッケージなどは私でも気軽に遊んでみたいと思うものだ。

東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング

MYCOMの記事によるとニンテンドーDSが売れ出したのは敬老の日前後からだという。そう、シニア層の需要まで喚起するほどのものだったのである。今年はXBOX360とPS3が苛烈な争いをするだろうが、案外ひっそりとニンテンドーDSが一人勝ちするということもあるのかもしれない。


日なたのビジュアル、日陰のオーディオ [考えたこと]

 HD DVDの北米発売は3月――全米5000店舗でデモを展開(ITmedia)

 映画配給大手、Blu-ray映画のラインアップ発表(ITmedia)

 さて、今年は次世代DVDであるHD DVDとBlu-rayが普及し出す年だ。

 映画産業は早くも両メディアに対応したコンテンツの発売を謳っている。

 Blu-ray推進団体:ソニー・フィリップス・松下電器産業・日立製作所・シャープ・パイオニア・サムソン電子・LG電子・DELL・HP

 HD DVD推進団体:東芝、NEC、、DVDフォーラム、マイクロソフト、三洋電機

 上記の通り業界は真っ二つだ。ハリウッドなどの映画業界でも同様に対応は分かれており、しばらくは混乱が続くと思われる。

 ぶっちゃけマクロな視点で見たときには両規格に決定的な性能差はなく、そう言う意味では消費者を置いてきぼりにしているといえる。いずれはHD DVDとBlu-rayの両規格に対応したユニバーサルプレイヤーが発売するであろうが、それまでは家電業界、ゲーム業界、映画産業、コンピューター産業などを巻き込み、うんざりするような混沌とした状況が続くのではないかと思う。

 そんな苛烈な状況の中、オーディオの業界も実はポスト音楽CDといえる規格が二つあるのをご存じだろうか。

 それがSACD(スーパーオーディオCD)とDVD-Audio(DVDオーディオ)である。

 ちょっとオーディオに興味がないと聞いたことすらないかもしれないが、実は両規格ともハードが初めて発売されて6年以上経っている。なのに中堅どころくらいのレコード店ではソフトのコーナーすらない。それも当たり前のことで、積極的にソニーがソフトを発売しているSACDですら今までに発売されたタイトルは3500前後、DVDオーディオに至っては数百タイトルしか発売されていないのだという(※数字は現在異なっている可能性あり)。現在日本で一年間に発売される音楽CDが15000タイトル以上だと言うから、これが如何に少ない数字かおわかり頂けるのではないだろうか。

 ソフトが少ない上にポータブル機も無い、コンポにも一部しか搭載されていない、カーオーディオでもオプション扱いでは認知されるわけもない。

 両規格の音楽を聴いてみると確かに別次元の音が鳴るのだが、ほとんどの人が音楽CDの音に満足している現状でしかもより音質の悪い音楽配信がヒットしている現状を考えると、今後も爆発的な普及はないのかもしれない。個人的にはPS3でSACDの再生機構が標準搭載されるとされており、これにはかなり期待しているがどうなることやらである。

 最近のAV機器は視覚面に対してはかなり訴求が高いが、聴覚的な面は二の次になっていると思う。薄型テレビや映画コンテンツはどんどん高精細になっているというのに、音質の面ではせいぜいスピーカーの数が増えるくらいだ。たしかにDVDビデオは高音質であるが、音楽だけ聴きたいという需要も当然残っている。

 音楽CDが世に出てから20年以上経つが、そろそろ何気なく購入する音楽メディア(CD)の世代交代が起こらないかと思うのだが。


やっぱり火星には生命が? [考えたこと]

 火星に生命の可能性あり――大量のホルムアルデヒド(WIRED News)

 ホルムアルデヒドというと有害物質というイメージしかないが、実は生物が存在する自然界に於いては天然のホルムアルデヒドが含まれているらしい。

 このホルムアルデヒドという物質は非常に単純な有機化合物でありながら、大気中には数時間しか止まっていられないものらしい。そのホルムアルデヒドが火星に大量にあるというのだ。

 火星に存在するかもしれないという微生物。果たしてそれは地球上の生物とどのくらい同じで違うのか。興味深い話だと思う。


山手通りに自転車道が整備される [考えたこと]

 東京近郊に住まいを持っていて、特に自動車を運転される方や近くをよく通る人なら知っているとは思うが、現在山手通り(環状六号線)は大規模な工事を行っている。

 これは池袋の方から新宿、渋谷を経る山手通りの地下を通ることになる「首都高速中央環状新宿線」とにあわせて、現在22mの山手通りを倍の44mに拡張するという大工事である。

 東京は山手線の外側を沿うように山手通り(環状六号)、環七通り(環状七号線)、環八通り(環状八号線)といった環状道路が通っている。私もつい最近知ったのであるが、この八号まである環状道路で当初の計画から全面開通しているのは環状七号線のみなのだそうだ。

 さて、その18年度にも完了する山手通りの工事により、自転車専用道が設けられるのだそうだ。平成13年に施行された道路構造令改正により、新たに計画される道路については自転車専用道の設置を義務づけるようになったのだそうだ。自転車を常用していながら知らなかったのだが、これは本当にありがたい。

 このblogで何度も言っているが、自転車は標識で許可された歩道以外は車道を左側通行することになっている。しかし東京のましてや山手通りのような大きな道路で車道を走るのは非常に危険だ。かといって歩道を走ると、歩行者には邪魔だし速度は出ない。要するに自転車は非常に中途半端な存在なのである。だが、自転車専用道が設置されれば話は別だ。少なくともそこを通行している限りは誰にも文句を言われる筋合いはない。新規に整備される道路になるので、速度も出しやすいだろう。

 問題は逆に自転車道と知らずに歩く歩行者と、逆走する自転車になるだろう。さて、実際どの様になるのか、開通が楽しみである。


Yahoo!の検索がダウン [考えたこと]

 元旦とはいえ、別段することもないので久々にネットばかり眺めていた。

 普段はYahoo!の検索を利用しているのだが、昼以降全く検索を行えない。どうも本格的にサーバトラブルでダウンしていたようだ。

 このことはNHKや民放各社のテレビニュースでも取り上げられたそうで、たかが一企業の検索エンジンサービスがダウンしたというだけでは済まないほどの影響があるのだと改めて思い知らされた。

 今やテレビ番組の製作にはインターネットは欠かせないらしい。今回は一社の検索エンジンサービスが利用できないだけだったが、これがもし国内のインターネット網がダウンしたら大変なことになる。インターネットが利用できないと言うことは当然、Eメールの利用も出来なくなる。私がやっている仕事はお手上げ状態になってしまうし、多くの企業や個人も大迷惑を被るだろう。

 正月から、改めて社会がインターネットに依存していることを感じた。


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