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山手通りに自転車道が整備される [考えたこと]

 東京近郊に住まいを持っていて、特に自動車を運転される方や近くをよく通る人なら知っているとは思うが、現在山手通り(環状六号線)は大規模な工事を行っている。

 これは池袋の方から新宿、渋谷を経る山手通りの地下を通ることになる「首都高速中央環状新宿線」とにあわせて、現在22mの山手通りを倍の44mに拡張するという大工事である。

 東京は山手線の外側を沿うように山手通り(環状六号)、環七通り(環状七号線)、環八通り(環状八号線)といった環状道路が通っている。私もつい最近知ったのであるが、この八号まである環状道路で当初の計画から全面開通しているのは環状七号線のみなのだそうだ。

 さて、その18年度にも完了する山手通りの工事により、自転車専用道が設けられるのだそうだ。平成13年に施行された道路構造令改正により、新たに計画される道路については自転車専用道の設置を義務づけるようになったのだそうだ。自転車を常用していながら知らなかったのだが、これは本当にありがたい。

 このblogで何度も言っているが、自転車は標識で許可された歩道以外は車道を左側通行することになっている。しかし東京のましてや山手通りのような大きな道路で車道を走るのは非常に危険だ。かといって歩道を走ると、歩行者には邪魔だし速度は出ない。要するに自転車は非常に中途半端な存在なのである。だが、自転車専用道が設置されれば話は別だ。少なくともそこを通行している限りは誰にも文句を言われる筋合いはない。新規に整備される道路になるので、速度も出しやすいだろう。

 問題は逆に自転車道と知らずに歩く歩行者と、逆走する自転車になるだろう。さて、実際どの様になるのか、開通が楽しみである。


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