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モバイルSuica、低調 [モバイル]

"モバイルSuica、開始後1カ月にて"
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/mobile/articles/0602/24/news027.html

 予想通りだが、モバイルSuicaの登録者が低迷している。JR東日本によると、サービス開始から1ヶ月時点での加入者数は約35000人とのこと。加入者目標の初年度100万人には届きそうにない数字だ。

 理由は簡単。開始時に記事で述べたように対応端末が少ないことと、サービスの利用には同社が発行するクレジットカードである「ビューsuica」カードに加入しなければならないということが挙げられる。

 カードを契約したくてもできないという人は当然いるし、サービスは利用したいがわざわざクレジットカードを増やしたくないという人も大勢いるだろう。

 そもそも手軽に利用するタイプのサービスであるにもかかわらず、導入が面倒では普及するわけもない。むしろよく35000人も加入者がいたなというのが感想だ。

 契約者の本人確認はすでに携帯電話会社と契約している時点でとれているというのが前提だし、わざわざ決済先を増やすメリットが利用者側からは感じられない。

 店でsuicaを使うごとにその店ごとのクレジットカードをわざわざ作らされてはたまらない。こんなことはナンセンスであることは十分承知されているため、そのような制限を付けているところはない。

 この件に関してだけは、一体JRはどうしてしまったのかと抗議したい。

 まあウィルコムユーザーである私にはいまのところ関係はないのだが。

 ウィルコムにははやく対応端末なり、W-SIMに組み込むなりしてもらいたいものだ。


QVGAからVGAへ、携帯電話のディスプレイの高精細化進む [モバイル]

"ボーダフォンとシャープ、2.4インチVGA液晶搭載端末を開発"
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27740.html

 世界初となるQVGA液晶搭載の携帯電話が発売されたのは2002年の12月、当時J-PHONEのJ-T08が最初だった。

 J-T08は2.2インチの画面サイズに解像度240X320という数のドット(ドット=点の数)を表現できた。それまではいわゆるQCIFと呼ばれる144X176ドット程度の数しか表現できなかった。

 「QVGA液晶」とは、液晶の画面上で表示可能な領域が240×320ドットである液晶のことをさす。同じサイズの画面でもこの表示可能なドット数が増えれば増えるほど、粒のきめが細かい高精細な画像を表示できるということである。

 2002年末当時、このQVGA液晶の携帯電話を初めて見たとき、実際に映っている画面が、後から写真をはめ込んだのではないかと錯覚したほどの衝撃を受けた。

 さて、今日ボーダフォンとシャープは、解像度480X640というドットを表示できる液晶を搭載した携帯電話を開発中であると発表した。QVGAのQはquarter(クォーター)、つまり4分の1という意味である。VGAの4分の1の領域を表示できるからQVGAである。480X640ドットは240X320の4倍の面積。回りくどい言い方であるが、その液晶はVGA液晶ということになる。

 携帯電話向けのVGA液晶は昨年、CEATECで東芝やカシオが出展していた。2006年は携帯電話向けVGA液晶元年となることは予想されていたが、かなり早い段階で搭載機種が出てきそうである。

 液晶がVGAになるとデメリットがいくつかある。それは消費電力であったり、表示する速度であったりだ。表示面積が4倍になるということは、画像を描画するのもQVGAと同じCPUやソフトウェア制御を行ったのでは、当然動作は重くなる。いくら表示部分がVGA化されても、メニューやフォント等がQVGA対応のままでは意味がない。

 最近流行のフルブラウザも、当然VGA化が望まれるだろう。

 しかしメリットも大きい。まず、当然撮影した写真はより高精細に写る。フルブラウザなどで地図等のサイトを見るときには高精細の方が便利だ。また、今年の4月から始まる携帯電話向け地上デジタル放送、ワンセグも、放送自体が240X320ドットなので、これをフルに表示させたまま更にその他のメニュー等を表示させることも可能だ。

 携帯電話の液晶でQVGAが標準になってきてから、それに付随して様々なコンテンツが生まれた。VGA化で何がもたらされるのか、今から楽しみである。


地下鉄でもテレビ [モバイル]

"都営地下鉄で地上デジタル放送の実験開始"(ケータイWatch)
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27558.html

 今年の4月1日から放送が開始される、携帯機器向けの地上デジタルテレビ放送サービス「ワンセグ」。この放送を地下鉄の車内でも見られるようにする取り組みがされてれいる。

 現在、都営地下鉄では防災対策の一環でAMラジオの放送を受信できる。大江戸線ではかなり聞きづらいが、他の路線では比較的音質も良い。

 現在は、auやVodafoneからアナログのテレビが見られる携帯電話が発売されているが、さすがにアナログ派は地下では見ることが出来ない。また仮に可能だとしてもアナログテレビの受信はとてもバッテリーを消費するし、電車の中ではノイズが酷くてとても見られたものではないという。

 だが、デジタル放送は理論上、エリア内ならば画質を損なわずに番組を受信できる。それにバッテリーの消費も地上波テレビよりは少ないので、対応する携帯電話も増えるだろう。なにより今年はワールドカップやトリノオリンピックなど大規模なスポーツイベントが目白押しだ。4年前のワールドカップでは、まるで白黒テレビが初めて世に出てきた自体のように、街頭や店先でテレビに群がる人々を見かけたものだ。

 10年前は、電車や街の中で携帯電話を使うと言うことはあまり考えられなかったが、今度は電車や街の中で携帯電話を使ってテレビを見るのが当たり前になるのだろうか。


モバイルSuicaスタート [モバイル]

"モバイルSuicaスタート、初日の様子は……。"(ITmedia)
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0601/28/news013.html

 1月28日から、携帯電話でJR東日本の駅の改札が通れるモバイルSuicaが始まった。

 「カウンターで、ビュー・スイカカードの申し込みをするのに必要な時間が10~15分程度。その後30分程度経ったら再度ブースに戻ると、仮番号を受け取れる。所要時間は合計40~45分程度というところだ。」というようにサービスを享受するにはかなり能動的に使いたいというイノベーターやアーリーアダプター層でないと受け入れられない感じである。またおサイフケータイに対応した携帯電話全てがこのモバイルSuicaが使えるわけではなく、しかも同社が発光するクレジットカード「ビュー・スイカ」も必要であり、このままではJR東日本が目標に掲げる「1年間で100万人のモバイルSuica会員獲得」というのはかなり難しいと思われる。

 個人的にはこのサービス自体には期待しているのだが、如何せんウィルコムのPHSでは対応機種すらないし、仮に対応機種があったとしてもわざわざこのためにクレジットカードを発行し、40分も費やそうとまでは思えない。モバイルSuica対応の携帯電話を購入したら即、使えるくらいにはならないものだろうか。


ニンテンドーDSの上位モデル、3月に発売 [モバイル]

"ニンテンドーDS上位モデル「ニンテンドーDS Lite」3月2日発売"(ITmedia)
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0601/26/news068.html

 つい何週間か前にニンテンドーDSが売れていると言うことは、このblogでも書いた

 品不足は今でも続いているようで、都内でも量販店などでは売り切れているところが多いようだ。そんな中、任天堂がニンテンドーDSの上位モデルとなる「ニンテンドーDS Lite」を3月2日に発売すると発表した。

 Liteというと、廉価版のイメージがあるがここでいうLiteとはどちらかというと「light」の意味合いが強く、明るい・軽いというところから来ているという。

 「明るい」についてだが、従来のニンテンドーDSはGBA等と違い、携帯電話などではおなじみのバックライト方式の液晶を搭載していた。ニンテンドーDS Liteでも同様にバックライト方式の液晶を搭載している。この明るさが、従来機より最大で5倍の明るさになっているという。この明るさは4段階で調節することが出来、一番暗い設定だと従来機よりも一段階暗くなる。確かにニンテンドーDSの液晶は最近の携帯電話やPSP等に比べると暗かった。個人的には従来機の明るさでも問題はないが、より明るい方が良いという人もいるだろう。ニンテンドーDSはプレイヤン ミクロという周辺機器を使えば動画や音楽を再生することが出来る。こうしたポータブルAVプレイヤーとして使用する場合は高輝度の液晶を求めるニーズもあるだろう。

 「軽い」については、従来のニンテンドーDSは(横)148.7×(縦)84.7×(厚み)28.9ミリで275gだった。これがニンテンドーDS Liteでは(横)133.0×(縦)73.9×(厚み)21.5ミリで218gと小型軽量化されている。特に厚みは7.4ミリも薄くなった。最近の携帯電話比較すると厚み28.9ミリというのは最大級に分厚い部類に入る。DS Liteの21.5ミリはかなり薄い部類に入る。私が使っているWX310Kが24ミリであるが、それよりも薄い。

 ニンテンドーDSは確かにゲーム機としてはある程度の耐久性などを考えると、あのデザインでも問題はないのだろうが、旅行や長距離移動でない限り個人的には持ち歩くにはかなり躊躇する大きさだった。だがニンテンドーDS Liteは写真で見る限りはかなり垢抜けたイメージだ。

 さて問題は、これだけニンテンドーDSが売れているという現状で発売しても手に入らないという状況が続くのではないかということ。ウィルコムのW-ZERO3の様なこにとはならないように願う。


ハードディスクケータイ発売へ [モバイル]

"総合音楽サービス「au LISTEN MOBILE SERVICE」の提供開始および「CDMA 1X WIN」7機種の発売について"
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0119/besshi2.html

"4GBハードディスク搭載の「W41T」"
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/27393.html

 今日はauから2006年春モデル7機種の発表があった。中でも注目は4GBのハードディスクを内蔵した東芝製W41Tだ。東芝はモバイル向けのハードディスクを製造するメーカーであり、昨年0.85インチのハードディスクを量産することを発表しており、その搭載機器が注目されていたがようやく携帯電話に用いられるようになった。

 W41Tは323万画素カメラと2.4型QVGA液晶を搭載したCDMA 1X WIN端末だ。4GBのハードディスクのうち、512MBはUSBマスストレージに対応しているためこの領域に関してはパソコンの外付けHDDとしても使用可能だ。この端末は4GBのハードディスクの他に、3MB以上のメール送受信のためのメモリと、データフォルダのために約50MBのメモリも別途搭載している。しかも更にminiSDメモリも使用できる。ではこのハードディスクは何を保存するのかというと、フォトとムービー、そして音楽だ。

 auといえば、一曲丸ごと音楽をダウンロードして聴ける「着うたフル」が好調だ。今回新端末発表に合わせて、「au LISTEN MOBILE SERVICE」も発表された。これはiTuneの様な音楽管理ソフトで、パソコン上で着うたフルや通常の音楽CDからの音楽データを一括管理する。その管理した音楽はもちろん携帯電話で聞いたり、お気に入りのプレイリストをユーザー同士で交換したり、近々始まるauユーザーのためのPC音楽配信サービスと連動する。このサービスはもちろん今回発表された他の6機種でも使用できるが、W41Tに関してはそのフラッグシップモデル的な位置づけといえよう。

 W41TにはBluetoothも内蔵されているので、対応のヘッドセットを使えばハンズフリーで通話できるのはもちろんのこと、専用のスピーカーやイヤホンでワイヤレスに音楽を楽しむことも可能なのだ。

 さらに精細な3Dグラフィックのアプリを楽しむための3Dグラフィックエンジン「T4G」や電子辞書機能、au独自のGPSサービスであるWZナビウォークも可能でHDD以外の機能も十分ハイエンドといえるだろう。

 おそらくハードディスク搭載は今年中盤から後半にかけて話題となるであろう携帯電話向け地上デジタル放送である「ワンセグ」への布石であろう。いずれは携帯電話でテレビを見、あるいは録画をするということが当たり前になってくる。そうなったとき数百MB単位のminiSDメモリでは全く足りなくなってくる。確かにSDメモリの容量増加はめまぐるしいが現時点では1GBのものでも1万円から1万円台後半もする。最初からハードディスクを内蔵しておけば、十分アドバンテージになるだろう。

 販売価格は2万円強とのこと。iPod nanoの4GBモデルが27800円であることを考えるとこの端末がどれほど破格かが分かる。

 音楽プレイヤーも欲しいけど携帯と2台持ちは面倒と思っているユーザーにはかなり売れるのではないかと思う。


JR東日本のモバイルSuica、来年1月18日から開始 [モバイル]

 東京近郊ではすっかり定着したSuica。私も電車に乗るときはもちろん、コンビニや自動販売機でも使うようになった。従来使われていたプリペイドカード「イオカード」は、来年の2月で使えなくなり、また関西圏で利用されているICカード「ICOCA」や「PiTaPa」と相互利用ができるようになるなど、ICカードの利用はこれからますます活発になっていくと思われる。また、試験サービスも含めると、「ファミリーマート」「ローソン」「ビックカメラ」「ENEOS」「ローソン」「TIMES24」「マツモトキヨシ」「ドトール」等など着実に駅外でも使用できる店は増えてきている。

 そんななか、JR東日本は来年1月18日より携帯電話のICカードサービスである「おサイフケータイ」でSuicaが使える「モバイルSuica」を始めると発表した。携帯電話でSuicaが使えるようになると言うことは随分前から発表があったが、ようやく本サービスが始まるのである。このサービスでは通常の乗車はもちろん定期券やグリーン券として利用も可能となっている。また、通常のSuicaにはない機能として、

 ●どこでも入金が出来る(端末上から操作可能)

 ●残高や使用履歴が携帯電話の画面で確認できる

 ●グリーン券をどこからでも購入できる

 といったアドバンテージがある。せっかくSuicaを利用しているのに残高不足で駅に入場できないという悔しい思いをする必要がないのはありがたい。しかし、まだまだサービスとしては不完全といえる部分も多い。というのはおサイフケータイが使える全ての携帯電話で使えると言うことではなく現時点ではNTTDoCoMoの902iシリーズのうちF、N、P、SH。901iSシリーズのうちN、P、SH。auのW32H、W32Sのみとなっている。今後発売される端末では対応していくと思われるが、現時点では使える人はかなり限られそうだ。しかもこのサービスを使用するにはJR東日本が提供しているクレジットカード「ビュー・スイカ」による会員登録が必要で、料金もそのクレジットカードから引き落とししないといけないという点。ビューカードは単体のクレジットカードとしてみても比較的サービスが充実している方だと言えるが年会費が必要だし、モバイルSuicaを使用するのにいずれ年会費を徴収するようになるとのこと。いくらモバイルSuicaが便利だとは言っても、わざわざクレジットカードを新たに作ってまでというと微妙だと言わざるを得ない。私はてっきり携帯電話の電話料金と一緒に徴収されるものと思っていたので、これでは爆発的に普及というわけにはいかなそうな気がする。

 それ以前に私はウィルコムのPHSを使っているので、もともと蚊帳の外のサービスなのだが。個人的にはICカード機能(おサイフケータイ)は次期の端末には標準搭載にして貰いたい位なのだが、難しいのだろうか。モバイルSuicaは別として、来年は対応店舗も増え、おサイフケータイの利用が急激に伸びると予測する。


ドコモ、モバイル放送とFMラジオの受信可能な1GBメモリ内蔵携帯電話を発表 [モバイル]

 昨日まででモバイル関係の記事は一旦休止しようと思っていたが、3日、NTTドコモはモバイル放送を受信可能な携帯電話、MUSIC PORTER Xを発表した。モバイル放送は以前から注目していたメディアなので今日はこれを紹介する。

 発表されたMUSIC PORTER Xは三菱製のFOMA端末。ポイントは以下のとおり。

 △衛星放送の「モバHO!(モバイル放送)」の音声番組放送を受信可能

 △国内の携帯電話は断トツの容量である1GBの内蔵メモリーを搭載

 △FMラジオチューナーを搭載

 △ATRAC3/ATRAC3plus/MP3/AACのファイルに対応した音楽プレーヤー機能

 △240×400ドット表示可能な2.8インチの大画面液晶を搭載

 といったところだろうか。 


 内蔵メモリの量や大画面液晶は確かに凄いが、この端末の最大のポイントはモバイル放送に対応していると言うこと。

 モバイル放送って何?

 モバイル放送とは、誤解を恐れずに言うとモバイル出来るスカパー!のようなものだと思って良い。ユーザーは月額使用料を支払えばモバイル放送が用意するコンテンツを見たり聞いたりすることが出来る。モバイル放送には動画コンテンツもあるのだが、今回のMUSIC PORTER Xでは音声コンテンツのみ受信可能となっている。

 音声コンテンツ一覧

 音声コンテンツにはヒットチャートやジャズ、クラシック、英会話、年代毎のj-pop、オリコンチャート、BSラジオNIKKEIなどがあり、こういったコンテンツが衛星から配信される。衛星放送なので、ある程度空が見渡せる場所でないと受信感度が落ちるらしいが、電車や高速道路などに関しては少しずつエリアを構築しているらしい

 今までモバイル放送を見たり聞いたりするには、4、5万もする専用の受信端末を購入するか、やはり5万円程度する車載キットを購入するか、1万円程度のPCカードチューナーを購入するしかなかった。専用受信端末はデザイン的にも、大きさ的にも微妙だ。PCカードもノートPCユーザーで無ければ恩恵を受けられず、しかもかなりの消費電力の上にソフト上の制限も多く、これでは普及しないと思っていたところだった。

 こうした音声系のメディアを応援している私としては、今回のMUSIC PORTER X一機種と言わず、標準搭載にする勢いでいってもらいたいものだ。


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